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とろけるブリオッシュ     ヴィクトワール

とろけるブリオッシュ     ヴィクトワール_b0095228_10382252.jpgブリオッシュと言えばマリー・アントワネットが連想されます。
そう、フランス革命時に処刑されたルイ16世の王妃ですね。
貧困に苦しむ庶民に「パンが食べられないならお菓子を食べ
ればよいのに。」と言ったとか。そのお菓子がブリオッシュと
言われています。ただ、この話は事実ではないようで、ルイ
15世の娘(ルイ16世の叔母)ヴィクトワール内親王が飢饉の
ときに口にした言葉、というのが真実らしい。これにも異論が
あるようですけど。結局、オーストリアから嫁いだマリー・アン
トワネットを悪く言うための言葉なんですね。今の時代なら
情報操作といえるかも。こわ~! ブリオッシュ(Brioche)は
中世の僧侶が座っている姿がモチーフになっていて、バター・
卵が多く使われているパン。そのため、ケーキの一種という
位置づけもあるみたい。ブリオッシュの語源は、ノルマン語の
動詞の古い形の「brier」(捏ねる)から。ところで、写真の
ヴィクトワールの「とろけるブリオッシュ」は10秒ほどチンして
いただくと最高です。とろけるとまではいかないけど、アッと
いう間におなかの中へ~。おいしかった~(笑)

by asutoyume | 2012-02-18 11:55 | DESSERT