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『騎手の一分(いちぶん)』

『騎手の一分(いちぶん)』_b0095228_2320874.jpg最近、騎手の乗り替わりが非情に感じます。大きなレースになると、
若手からすぐ外国人騎手へ。若手を育てるより、目先の利益重視。
これはどうやらエージェント制になってからのようです。騎手と契約
した競馬専門紙の記者などが、騎手に代わり厩舎回りをして、どの
馬に誰を乗せるか決めるしくみ。つまり、調教師が騎手に直接乗り
替わりを伝える(嫌なことを言う。)必要がなくなってコロコロ変わる
ようです。また、世界に比べ、日本の競馬は、サービス精神がある
ようで、馬体重の増減や追い切りタイムの発表などの情報公開は
充実しています。ただ、記録が好きなのか、高速馬場をつくって、
速いタイムで決着することがファンの喜びと考えているのかも・・・。
このことは、馬の脚元にはマイナスです。芝もヨーロッパ並みに深く
すれば、クッションが効いて馬の脚にはいいはず。でもタイムは遅く
なるからそうしないのかも。日本人で100mを10秒切れるか、期待
されている桐生くん。記録はすごいけど、からだに支障はないの
かな?いま、競馬学校の応募者が減っているらしい。1997年は
761人、2010年には148人しか受験していないそう。就職難の
時代、応募者が増えていいはずなのに。東京都では小学校の教員
希望者が減少傾向にあったため、倍率をあげようと東北地方などに
声がけして受験者を増やしてきました。つまり、倍率があがらないと
優秀な人材を確保できなくなるからなんですね。倍率がさがる職業
というのは、「魅力がない」ってことなんでしょうけど。競馬も学校も
未来は明るくないのかも知れませんねー。

by asutoyume | 2013-08-27 23:55 | 徒然なるままに